『antiques tamiser』にしかないもの

Art-Design

フランス語の動詞で“篩いにかける”という意味の『tamiser』。そのネーミングからして店主吉田昌太郎氏のこだわりが貫かれたアンティークショップ。

そこに置かれた一つ一つのもの全てがまるでこの店に並べられるためにタイムスリップしてきたかのようだ。吉田氏の美意識というフィルターにかけられた物たちは美しく、繊細で、時にユーモアをもって語りかけてくる。この唯一無二の世界観はこの店に足を運びここに流れる時間を共有することでしか味わえない。張り詰めたような緊張感とずっといたくなる心地良さ。もし仮に海外から大切なゲストを迎えたとしてお薦めのショップを一つだけ挙げるように言われたら、僕は何のためらいもなく『antiques tamiser』にするだろう。間違いなく東京という場所にふさわしいショップ、というかこの店の存在そのものが東京らしさの象徴なのだと僕は思っている。