ヤフオクで購入した90年代デッドストック物のブラウンのシェーバーの調子がおかしくなった。充電すると異常に本体が熱くなり、スイッチを入れてもわずかなパワーしか発生しない。やはり20年以上前の電化製品を日常で使うのは無理があるのか。デザインは最高なのに。

一日でもないと困る電気シェーバーをどうするか、最新型のブラウンの上位機種（シリーズ7,シリーズ9）あたりに2万も3万もかけるのはどうも気が進まないし、中途半端なものを買うのは避けたい。ということで思い切って一番安いモデルを購入することにした。高城剛氏が「LIFE PACKING 2.1」で推奨しているブラウンの『MobileShave M-90』という世界中どこでも手に入る廉価モデル。Amazonで2,189円、プライムのお急ぎ便で当日に到着した。独自のツイスト構造でキャップが本体と一体化しているのでしっかり網刃を保護してくれるし、掃除用ブラシも本体に収納されていたりと持ち運びに便利な機能が備わっている。普段自宅で使っているものをそのまま旅行に持っていけるというのは持ち物をシンプルにするという意味でメリットが大きい。交換用の替刃がない使い切りのモデルだが、この価格なら上位機種の替刃を買うより断然安いから納得。ちなみに高城氏によるとこのシェーバーは電池の選び方によって性能が大きく変わるらしい。こういう目の付け所がなんとも高城流だが、その言葉を信じて最強の電池パナソニックEVOLTAとの組み合わせで使ってみることにした。