『CREATORS AT HOME(クリエイターが暮らす家)』

Books

昨年末に発売された新刊『CREATORS AT HOME』。好きなものに囲まれて自由に暮らす個性あふれる16人のクリエイターの家が紹介されている本。

アートディレクターやイラストレーター、クリエイティブディレクターやDJ、インテリアデザイナーや料理研究家、それぞれに第一線で活躍するクリエイターの家はどれも個性的でテイストはバラバラだが、独自の感性を自由に発揮した暮らし方のセンスやバランス感覚はさすがだ。そしてそれを伝えるヴィジュアルがすごくいい。写真のテイスト、レイアウト、ページ構成、文章、すべてが想像力を掻き立てる。時代の空気を敏感に察知する高感度なアンテナを持ったクリエイターたちが、今の「家」に辿り着くまでの積み重ねだったり、好きなものを突きつめる衝動だったり。ページをめくる毎に誌面から伝わってくるそのエッセンスだけでも十分刺激的だ。もちろんそのまま真似をしても意味がないのだが、感受性を豊かにして自分の好きなものをセンスよくミックスする感覚だけはいつも磨いていなくてはと思った。だれでも自分の「家」を自分らしく自由に“創造する”ことが許されているという意味ではみなクリエイターなのだから。