僕がずっと愛用している『エルメス』のアイテム

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世界最高峰のライフスタイルブランドと言えば、きっと誰もがエルメスと答えるだろう。流行の移り変わりが激しい世の中において変わることなく最高のモノづくりを追求し人々を魅了し続けている。

かくいう自分もエルメスのいくつかのアイテムを長年使い続けている。なぜエルメスを手に入れると満足し幸せな気持ちになれるのか、それは職人の手仕事から生み出される一つひとつの製品が使えば使うほど自分にとって最良の道具になり、共に長い時間を重ねていけるという経験こそがもたらしてくれるものだと、僕は思う。というわけで、僕が愛着を持って使い続けている相棒たちをご紹介したい。

手帳(アジェンダ)

これが僕のファーストエルメス。革の種類は一番好きなクシュベル(残念ながら今は廃番)、外側が濃いブルーで内側はグリーンのバイカラー仕様。スケジュールはデジタルで管理するのでこの手帳に書き込むことはなくなったが、ちょっとしたメモやアイデアを書き留めるために手ぶら以外の時はいつも携帯している。あとは最近行ったお店のショップカードとかイベントのフライヤーとか写真とかポストイットとかいろんなものを挟んであるいわば僕のアーカイブ。中のポケットの部分の糸がほつれて一度修理に出した。この手帳はとにかく何があっても一生使い続けるつもり。

ペンケース

このペンケースは数年前まではいつでも普通に買える定番のアイテムだったのに急に廃番になって(エルメスではよくあること)慌ててストックを買い足したのでブルーとキャメルの2色持ち。あと実は未使用のオレンジもストック済み。とにかくこの大きさが絶妙で小さく見えて意外と収納力があるからペン以外のステーショナリーも入るし、軽くてかさばらないからいつでも持ち歩ける。ぜひ復活してほしいアイテム。

財布(ベアンスフレ)

以前EDCの記事で紹介したように現在メインの財布はアザップという長財布だが、その前はずっとこのベアンスフレだった。革は手帳と同じクシュベルで色も濃いブルーでお揃い。エルメスの財布といえばベアンと言ってもいいぐらい唯一無二の特徴的なデザインでまさに定番中の定番。しかも実際に使ってみるとすごく機能的で紙幣、硬貨、カードの収納の仕方とアクセスが考え抜かれているのがわかる。そしてベアンをマチ付きにして収納力をアップさせたのがベアンスフレ。お札がちょうど100枚入るらしい。一見女性的な印象だけど色を選べば男性が使っても全く問題ないし、それこそセンスの良さをアピールできるアイテムではないかと。

洋ナシのコインケース

フルーツシリーズのコインケースも手に入らなくなって久しいが、確かバナナ、メロン、オレンジ、リンゴ、イチゴ、スイカそしてこの洋ナシ。個人的には断トツでこの洋ナシの形が好きだし、ファスナーについてるグリーンの葉っぱなんかもうたまらない。素材はヌメ革で白いステッチが効いてるし、マチもあるので収納力もあって実用的。どうしてももう一個ストックが欲しくてネットで探してるんだけどなかなか出てこない。もしどなたか譲ってくださる方がおられましたらぜひご一報を。

木製ピルケース

小物好きにはたまらないエルメスのPocketシリーズはちょっと贅沢で気の利いたアイテムが目白押し。このピルケースも本当に使いやすくて蓋に彫り込まれた太陽と月のアイコンで朝・昼・夜用を区別するとか、実用性とさりげない遊びがエルメスならでは。色はこのナチュラルとブラック、仕切りも3つと2つのタイプ、確かこれはまだ購入できるはず。

トランプケース

これは元々トランプ用だったレザーケース(なんて贅沢!)を日常使いに転用できないかと考えて、大きさがちょうどいいので今はモバイルバッテリー用のケースとして使ってる。こういう工夫ができるのもトランプのケースにまでぬかりなく上質な革を使ってるからこそ、さすがエルメス。ちなみにApple WatchはHermèsバージョンではなく一番安いSPORTモデル(笑)。

毎日使うものだからこそ上質でずっと使い続けられるもの、時間の経過と共にますます愛着が湧き経年変化までもが美しいと思えるものを身近に置いておきたい、それが僕がエルメスを選ぶ理由。