『エクスプローラーⅡ(16570)』OH完了

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日本ロレックスにオーバーホールに出していた『エクスプローラーⅡ』が手元に戻ってきた。

オーバーホールの理想は5年に一度ということだが、頑丈な僕の相棒は多分15年ぶりぐらい。問題なく動いているからといってそんなに放っておくと大掛かりな修理が必要になったり、下手をすれば時計の寿命を縮めかねないから今後は気をつけよう。そのオーバーホールをどこに依頼するのかは悩ましい問題だ。もちろん日本ロレックス以外にも純正の工具やパーツを使用し経験ある技術者を擁している時計店もあるにはあるが、やはり100%安心なのは日本ロレックスの正規サービスセンターに依頼することだろう。オーバーホールに付随して交換が回避できない部品があったりして必然的に割高になるんだけど、これからも一生使い続ける相棒のための“時計ドック”と思ってそこは割り切る。大切な愛車の車検を街の修理工場ではなく正規ディーラーに出すのと似ているかもしれない。言ってみれば安心料、日本ロレックスのオーバーホールには2年間有効の国際サービス保証書が発行される。

今回のオーバーホールの内訳

  • オーバーホール料金 ¥45000
  • リューズ交換(CROWN OYSTER SS MONOBLOC)¥9000
  • チューブ交換(TUBE NEW TYPE SS)¥3500
  • クラスプ用バネ棒交換(SPRINGBAR FOR CLASP 62510H)¥500
  • バネ棒交換(SPRINGBAR SS 20MM 9291)¥1000
  • 針交換(H.M.HANDS W/LUMI SS 16750)¥9000
  • 針交換(CENTER SECOND SS 16750)¥3000
  • 針交換(24HOUR HAND 16750)¥3000
  • 内部部品交換 ¥5000

TOTAL ¥79000 + TAX

オーバーホールにはムーブメントの分解・洗浄に加えてケースとブレスレットの研磨と超音速洗浄も含まれているからまるで新品のような輝きを取り戻して帰ってきた。当然のことだが“人間ドック”ではこうはいかない。もはや体じゅうガタがきている者としては、せめて知性やセンスなど内面だけでも磨いていたいと思う今日この頃である。