ロメスパの常識を超えた『関谷スパゲティ』

Eats

今やロメスパ(=路麺スパゲティの略)が大人気。立ち食いそばのようにサッと食べられてボリュームもあってしかもB級グルメ好きにはたまらないジャンクな旨さ。

ロメスパの基本3原則は、茹で置き・極太・デカ盛り。中でも注文が入ってから茹で置き麺を炒めるのは素早く提供するための必須条件だ。このスタイルに真っ向から挑んだのが中目黒の『関谷スパゲティ』。掲げる3原則は「練りたて、茹でたて、炒めたて」つまり茹で置きではなく“茹でたて”の麺を炒めて提供するスタイル。もちろん多少の待ち時間は仕方ないのだが、とにかく極太もっちもち麺のあまりの旨さに感動する。店主関谷氏がやりたかったのは「茹で上げ生麺のロメスパ」。茹でたての麺をすぐに具材と一緒に素早く炒めソースと一体化させる。ちゃんと味が染み込んでいる。一番人気はナポリタンだが醤油バジリコも捨てがたい。スパゲティでジャージャー麺を表現したみそミートなんてオリジナルもある。レギュラーでも300gのボリュームで680円。あと僕が必ずオーダーするのが「10品目のサラダ(220円)」コスパ最高のサイドメニュー。なんでこういうロメスパ店がなかったのか不思議なくらい。一度食べたらもうやみつきでリピート間違いなし!