究極にミニマルなモバイルバッテリー『TravelCard』

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iPhoneのバッテリー問題が解決されるのは一体いつになるんだろう。ディスプレイの大型化やボディの薄型化とは常にトレードオフの関係だ。来年発売される予定のiPhone7s(iPhone8?)で採用されると噂されている有機ELディスプレイが救世主となってくれることを願いたい。

さて今年のアップルストア初買いで「Smart Battery Case」を購入したのだが、結局いつのまにか使わなくなっている。巷で酷評されてきたデザインの問題というよりは、iPhone本来の美しさや薄さの恩恵を完全に放棄することからくるストレスといったほうがいいのかもしれない。もちろんどんなに酷使しても一日半ばでバッテリー切れを起こすことがないという安心感は得られるが、その代わりにせっかくのiPhoneの美しいデザインが常に鎧で覆われてしまうことのほうが耐えられないと自覚した。では予備のバッテリーをどうするか。都会で生活していて全く充電できない環境に長時間いるということは考えにくいので、いざという時のための緊急用のバッテリーがあれば事足りるだろう。以前から気になっていた究極にミニマルなカードサイズのモバイルバッテリー『TravelCard』を購入した。これなら手ぶらで外出する時でも財布に収まってしまう。しかもこの超薄型の本体にiPhoneと接続するLightningケーブルだけでなくバッテリーを充電するためのUSBケーブルまでも内蔵されているのだから驚き。容量は1500mAhと少ないのであくまでも予備バッテリーと割り切って。でもこれなら本当にいつでも持ち歩けるからその安心感は必要充分といえるだろう。




もちろん今回の九州地方の大地震のような災害時に電力を確保するというのはまた別の問題で、ソーラーチャージャー+大容量のモバイルバッテリーなどの備えが絶対不可欠なのは言うまでもない。今のうちにしっかり対策しておきたい。