『イソップ東京店』が中目黒にオープン

Life

5月27日にオープンした関東で10店舗目となるイソップの直営店。中目黒の目黒川沿いというロケーションに作られた最高に居心地のいい空間だった。

『イソップ東京店』というネーミングからもわかるように、今回オープンした新店舗はイソップ直営店を代表する旗艦店という位置付けだ。110㎡もある広々とした店舗のデザインは緒方慎一郎氏率いるSIMPLICITYとのコラボレーション、チーク材と和紙を用いたディスプレイ棚の配置やタイルと銅の素材を組み合わせたシンク周りなど隅々にまでこだわり抜いた空間だ。不思議なのは一歩店内に足を踏み入れるとまるで家に帰ってきたかのようなホッとした気持ちになること、オープンしたばかりの店舗にありがちな緊張感や敷居の高さとは無縁の居心地のいい空間となっている。というのもキーコンセプトは“水の流れと昭和の暮らしへのオマージュ”。デザインソースは1950年代の昭和の暮らしや小津安二郎の世界観だそうで、川沿いというロケーションとも相まってどこか懐かしく安心感を抱かせる要因となっているのだろう。テラス近くにはヴィンテージの家具や古書などが置かれたコーナーもあり、昭和の家庭の暮らしを再現する遊びの要素も見てとれる。今年の秋には日本初のフェイシャルトリートメントルームを併設する予定で、専属フェイシャルセラピストの施術も体験できるようになるそうだ。



日本での人気がすっかり定着した感のあるイソップ。僕も10年以上愛用していてもはや生活になくてはならないアイテムになってしまった。最初に出会ったのはパークハイアットのアメニティとして使われていてすっかり気に入り、まだどこにも売っていなかったのでホテルの営業担当者に頼み込んで分けてもらったりしていた。しばらくしてバーニーズで取り扱いが始まったとき安堵したのを覚えている。そして日本での本格的な展開が始まり直営店が徐々に増えていく。気鋭のデザイナーを起用したシンプルで洗練された店舗デザインが本当に素晴らしく、そこに大好きなボタニカルな香りとホスピタリティ溢れるスタッフという最高の空間。『イソップ東京店』の誕生で僕のイソップ依存症にもますます拍車がかかりそうだ。