ユニクロがフリーマガジン『LifeWear magazine』を創刊

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ユニクロが創刊したフリーマガジン『LifeWear magazine』が素晴らしい。ポパイ元編集長、木下孝治氏が2018年ファーストリテイリングに入社という報道を聞いて今後どんな発信があるのか興味津々だったが、期待を上回るライフスタイルマガジンという形で届けてくれた。

A4変形サイズ全120ページ、このクオリティの雑誌を無料で配布してしまうユニクロの懐の深さ(笑)。時代の空気感を切り取る写真が抜群にいいし、ロサンゼルスに実際に暮らす人々をモデルにしたスタイリングもまさに今の感じ。ユニクロNYのクリエイティブディレクターの柳宗理アトリエ訪問、中目黒の「COW BOOKS」で平凡パンチを見つけたクリストフ・ルメール氏が大橋歩のイラストにインスピレーションを受けたというインタビュー、イタリアデザイン界の巨匠ミケーレ・デ・ルッキ氏のスタジオでの取材、陶芸家リサ・ラーソン氏のアトリエでの創作活動の様子など魅力的なコンテンツ満載でワクワクしながらページをめくった。雑誌だけでなく同時にKindle版も無料配信というあたり実に気が利いている。雑誌は保存用にもちろんゲットしたが、iPhoneでいつでも読めるのが嬉しい。今後も春夏号、秋冬号と年2回の発刊予定ということなので、あのエルメスの「LE MONDE」みたいに手にするのが待ち遠しくなるような雑誌になっていけばいいなと、、。