『iPhone X』を使い始めての所感

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ネット上にあふれている『iPhone X』のレビュー、絶賛派から“8”乗り替え組まで諸説紛々だが、少なくとも僕にとって最高の端末であることは間違いない。

懸念していたホームボタン無しの一連の操作は見事に感覚とマッチしていて快適、もう絶対元には戻れない。Face IDのロック解除は逆に不安になるぐらい簡単でほぼ意識することなく終わっている。あと一番重要なサイズ感について個人的には完璧、どうしてもPlusに踏み切れなかった僕としてはこの大きさまでが許容範囲、しかもiPhoneに求めるオペレーションにおいては必要最低限の絶妙なバランスだと思う。唯一ネガティブ派に賛同せざるを得ないのがやはり画面上部のノッチ。せっかくのフルスクリーンの没入感を邪魔しているのは確かだが、このデザインが現時点での最適解ということで割り切るしかないだろう。あと細かいことで言えば、バッテリー残量を%で確認したい時その都度コントロールセンターを開くという動作が面倒(ただその必要がないぐらいバッテリーの持ちがいいのも事実だが)、ちなみに片手で素早くコントロールセンターを呼び出すにはアクセシビリティの設定で簡易アクセスをオンにして画面全体を下げる1アクションを入れると画面の半分より少し上の右部分を下にスワイプすればいいので圧倒的に楽になる。

iPhone3Gとの比較。エッジのラウンド具合が初代へのオマージュ

iPhone4との比較。背面のガラス素材がより進化して復活

iOS11の電卓のデザインがiOS7以来久しぶりにBRAUNの電卓のオマージュに回帰

背面パネルのガラスの美しさと引き換えにかなり重くなったのとデザインを日々楽しむという観点からもカバーなど付けずに裸で使うのが潔いのだろうが、やはりなるべく傷をつけずにリセール価格を担保したいと思ってしまうのが悲しいところ。基本的には純正のレザーケースを本体と一緒に購入というパターンで今回も新色のコスモスブルーのケースを付けていたが、『iPhone X』本来のデザインをなるべくスポイルしない新たなケースを購入した。その名も「TOZO Ultra Thin[0.35mm]
World’s Thinest Protect Hard Case for iPhone X」世界最薄を謳う0.35mmのケース。これなら『iPhone X』をそのまま裸で使用している感じとほぼ変わらない。もちろんあくまでも落とさないという前提で。今ならAmazonで999円、いくつかストックしておこう。